ひよっこ日記 〜デュッセルドルフで修行中〜

デュッセルドルフ駐在生活の記録。

Rotbäckchenという国民的ドリンク

貧血が気になる今日この頃。

 

たまたま目にした記事だと、春先は人間の身体も目覚めようとするので、血液の量が不足することは男女ともにあるらしい

ということで

 

日本の栄養ドリンク的なやつないかな〜とドラッグストアをふらついてみる。

そういえば前から気になっていた、赤いほっぺのお嬢ちゃん。

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何がすごいって、これのアドベントカレンダーもあったのよね。

毎日飲むんだ…このお嬢ちゃん…

 

いつもドラッグストアのサプリメントコーナーの一番下の棚にひっそりと、でも確実に存在感を放ってるあの子たち。

 

まさかこれに手を伸ばす日が来るとは…。

 

ちっちゃいやつコーナー(ミニシャンプーとかミニ化粧水とかミニスプレーとかあるとこ)に、ちっちゃい小瓶のお試しサイズもありましたが、鉄分ゴリ押しのパッケージに惹かれ、量が多くて値段も高いけどこちらを購入。

 

どうやら他の種類だと、勉強用、免疫力高める用などなどあるみたいです。

 

 

さて、早速飲んでみます。

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一回20ml。

一口で飲みきれる量です。

恐る恐る一気飲み。

 

…うーん、まずく…ない?

ちょっと失敗したブルーベリージュースを薄くした感じ。

 

おお、全然飲める。これなら続けられそうです。

20ml×2回/1日が適量のようなので、続けてみようと思います。

併せて、今日からほうれん草一日一袋作戦も決行します。

 

ドイツのドラッグストア、まだまだ掘り出し物がありそうです。

また探検してみます🕵🏻‍♂️

自国を誇りに思うこと

ドイツ人って、ドイツが好きだと思う。

 

ドイツ製品を愛し、ドイツ料理を愛し、ドイツ人を信頼する。

 

日本人と似てる。

 

 

でもこういう、自国を誇りに思う気持ちって、同時に他国を蔑んでることもある。

 

ポーランド人は泥棒扱い、

ゴーンさんが捕まると、「あの人はヨルダン出身でしょ。金に汚いからね、あの辺りの人は」と言う。

 

基本的に、東欧や中東の国々に何かしらのレッテルを貼りやすいみたい。

 

日本人が、「だから韓国人は」といったり、中国人を軽蔑するのと一緒だと思う。

 

もちろん、そう思わせてしまう出来事が過去にあったから仕方ない部分もあるし、事実でもある。

 

ただ、他国に尊敬の念を抱く、ということが、極端にできない気がする。

 

イギリス、アメリカ、フランス、日本。

特にこの辺りの国の人に多いと感じる。

 

自分の家族を愛しているからといって、隣の家族の悪口ばかり言うよりは、

隣近所も尊重したら平和になると思うけど、そんな簡単なことじゃないんだよね。

 

対個人ならどうにかなることも、

対集団になるとどうしてもイメージやレッテルが先行する。

 

そんなわたしも、「中国人」という団体が好きではないと思ってしまう偏見を持っていて。

中国人の友人は良い人ばかりなんだけど。

 

どうやったら、この偏見というかレッテルを剥がせるのかな。

 

人と違うこと

日本が異常なのかもしれない。

他の人と意見がちがうことを、恐れる文化。

大多数と意見がちがう場合に、自分の意見は押し殺さなくてはならないと感じる同調圧力

 

ドイツ人は、「人による」とすごく言います。

きっとこれはドイツだけでなく、かなりの海外諸国であるのではないかと思います。

日本人が好きな、一括りに定義することの無意味さを感じます。

 

相手がいいと思っている価値観も、違うと思ったら結構はっきりと「わたしはこう思う」と言います。

言われた側も、大して気にしない。

そうなんだ、あなたはそういう考えなんだ、くらいの受け止め方でした。

 

 

人と違うことを恐れ、独自のアイディアを出すことが怖い組織文化、そして出る杭は打たれる小さな狭い世界の足の引っ張り合い。

まさに島国という限られた世界、限られた人種だからこそ起こるくだらない競争。

 

小さな組織の中で足を引っ張ったって、世界に出たらもっとすごい人はいっぱいいて、その人たちは人を蹴落とすことではなく自分がどうやったら頭一つ出られるのかを考えている。

 

世界を知るって、そういうことなんだと思った。

生きてる世界の狭さは、視野の狭さにつながりやすい。

そうでない人ももちろんいるけど、様々な価値観、生き方、レベル、種類の人々がいることを知ってる人は、くだらない争いや諍いにエネルギーを費やさない。

 

今を、明日をよりよく生きることに集中してる。

 

若くても、若くなくても、

いつでもいいからとにかく世界に出てみたほうがいい。きっと何か感じるものや考えることはあるはず。

 

そこからまた考えればいい。

 

少なくとも、狭い世界で威張ってる人間にはなりたくない。

意地汚い大人にはなりたくない。

 

 

 

フランクフルト中央駅から東横インへの行き方

フランクフルト駅そばにできた東横イン

日本国内の東横インとほぼ差のないサービス内容で安心です。

展示会シーズンは宿泊料が2倍にも3倍にもはねあがる現地系ホテルとは一線を画し、東横インフランクフルトは一律料金。

日本人スタッフもいましたし、朝食付きで安心。

 

 

さて、駅そばといっても雨の日など迷わずホテルまで行きたいですよね。

そこで、画像付きでフランクフルト中央駅から東横インフランクフルトまでの順路をご紹介します。

 

 

 

まず、フランクフルト中央駅(Frankfurt Hbf)に到着したら、電車を降りて右手(1番線ホーム側)に向かってください。

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突き当たりに上の画像のようなお店が見えると思います。


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1番線ホーム沿いに、右方向に歩いていきます


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結構奥まで進むと、このような出口が左手に現れるので、

ここから外に出ましょう。

(暗くてスミマセン)


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外に出ると、目の前にIntercity Hotelという現地系格安ホテルがあります。

ここを右手に進みます。


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どうやらこの辺りは、格安長距離バスのターミナルのようですね。いつも大型バスが停まってます。


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そのまま真っ直ぐ進むと、左手に見慣れた看板が。

 

真ん中奥の青く光る文字がある建物が、東横インです。

 

 

夜中は少し怖い時もあるので、足早に抜けましょう。

 

といっても、フランクフルト中央駅正面を出た通りよりは全然マシです。

フランクフルトは駅目の前の治安が非常に悪いので、初めてドイツに来る方は少し離れたちょっといいホテルに泊まることをお勧めします。

 

では良い旅を。

 

ひよっこ貿易を学ぶ セーフガード(緊急輸入制限)とは

ニュースでこの人を見ない日はないのではないかというくらいのお騒がせベイビー、米トランプ大統領

 

アメリカに工場を作れ!

貿易赤字をどうにかしろ!

と騒いでいるようですが、

その中で出てきた「セーフガード」というワードについて知らなかったので、調べてみました。

 

簡単にまとめるシリーズ、はじめます。

 

セーフガードとは、

外国からのモノの輸入に関して、日本国内の産業を守るための措置。

 

<方法>

1.関税を引き上げる

2.輸入量を制限する

 

<種類>

・特別セーフガード(SSG)

  対象:農林水産品

  発動条件:規制を上回る輸入量

・一般セーフガード(SG)

  対象:全品目

  発動条件:日本国内の産業に大きな損害を与えたとき

・繊維セーフガード

  対象:繊維類

 

<セーフガードに関するルール:WTOのセーフガード協定>

・一方的な輸入制限措置は禁止。セーフガード発動の際には、関係国・地域と事前協議する必要がある。

・セーフガード発動で影響を受ける国・地域は、損害を埋め合わせるための補償を相手国に求められる。

 

 

<米国の鉄鋼・アルミニウム輸入制限>

・米国は、「国家安全保障上の脅威」を理由に、鉄鋼・アルミニウムの輸入制限を一方的に発動。WTOも安全保障が理由なら「例外」扱いを認めており、WTOセーフガード協定に縛られない(=事前協議不要)というのが米国側の主張。

・一方EU側など世界各国からは、「本質的にはセーフガード措置」であると指摘。米国に補償を求めていく姿勢を示している。

・カナダは対米報復措置として、米国から輸入する鉄鋼に25%、アルミニウムに10%、食品や日用品にも10%関税を上乗せする。

 

 

報復が報復を呼び、互いにWTO提訴するなど混迷を極めておりますが、

これは重要な問題。ちゃんと見ていきたいと思います。

 

 

 

エアフランスの遅延 〜パリで足止めをくらうの巻〜

パリ シャルルドゴール空港で足止めをくらった時の経験から、いくつか皆様に共有したい点があったので記録。

 

 

私の場合は、翌日午前の便に振替になり、ホテルも航空会社が手配してくれました。

基本的にどこの航空会社も同様の手配はしてくれると思いますが、やはり初めての経験は戸惑うもの。

今回はなかなかな体験だったので、ご参考までに共有します。笑

 

先にお伝えすると、注意していただきたいのは以下3点。

 

①預けた荷物は出てこない

②ホテル名と場所、行き方を確認する

③振替便の時間は余裕を持って(翌日の予定に影響がなければ)

 

 

 

 

このときは、ボルドーからパリ経由でデュッセルドルフに帰る予定でした。

ですが、ボルドー発が遅れた影響で、パリからデュッセルドルフに帰る便に乗れず、パリに一泊せざるを得ないことに。

 

まず①ですが、預けた荷物は出てきません。

なので、エアフラに乗るときや、夜の便に乗るときは一泊分のアメニティを手持ちの荷物に入れておく方がベターです。

 

わたしはこれがなくて無駄な出費(シャンプー・コンディショナー10ユーロ、しかも機内持ち込みの100ml以下のものはなく、即捨ててくるはめに泣)がかさみました。

 

荷物は出てこないし、

エアフラのカウンターは塩対応だし、

そもそもサービスカウンター行けって機内アナウンスあったけどサービスカウンターどこだかわかりづらいしで、

イライラはMAX。

 

無愛想なサービスカウンターのおばさんがホテルを手配してくれました。

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ついでに空港内のお店で使えるバウチャー15ユーロ分もくれたので、スーパーで夕食を買い込んでホテルへ。

 

 

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カウンターの無愛想おばさん、一応親切にホテルまでの行き方を教えてくれたのですが「google mapがあればいけるだろ〜」と、適当に聞き流してしまいました。

このときちゃんと聞いておけばよかったと後悔。笑

 

ということで②の、ホテルの名前と場所を細かく、正確に聞いておくことをおすすめします。

 

 

シャルルドゴール空港まわりには、ibis〇〇というホテルがあまりにも多すぎて、たどり着くのに1時間近くかかりました笑

しかも結局ボロくて遠いibis…

振替便の時間をゆったりめの時間にしてよかった。早朝便だったら間に合う気がしません。

 

ということで、③振替便は予定がない限り早朝は避けた方がベターです。きっと大きな空港ほど。

 

別記事に書きますが、デュッセルドルフ空港は小さいので、ホテルが限られてます。かなりの近さなので、早朝便でもなんとかなりました。

 

 

ちなみにエアフランスのカウンターでアメニティとしてもらったポーチに入っていたものはこちら

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パジャマがわりのTシャツ、髭剃りセット、デオドラントシート、ロクシタンのクリーム、歯ブラシセット。

 

シャンプーとかメイク落としとかも入れといていただきたい…必要なものが足りなすぎる。

こういうところもエアフラはいまいちですね。

 

右のシャンプーとコンディショナーはホテルで買ったものです(捨てざるを得なかった例のやつ)

 

 

 

私は翌日が休日だったので大きな影響なく帰ってこれましたが、翌日も仕事の場合はたまったもんじゃありませんね。

 

遅延が当たり前のエアフランスなので多少の遅れはもはや気にならないのですが、さすがに翌日となると心身ともに疲れました…ふぅ。

 

もともとが強運で、こういうトラブルに見舞われることが少なかったので、勉強になりました。

 

 

 

 

ドイツ・ロマンチック街道の旅(ローテンブルク〜フュッセン・ノイシュバンシュタイン城〜ウルム)

まずはドイツ国内の王道観光地を制覇すべく、

三連休を活用して、ロマンチック街道へ行ってきました!

 

 

仕事を定時で切り上げ電車に飛び乗って出発。

デュッセルドルフから3泊4日の旅のレポートです。

 

 

注意:ドイツ鉄道の料金は、Bahn Card 50を利用した価格です。つまりFlexpreisの半額。これはBahn Card 25を使った時とはまた金額構造が異なるのでご参考まで。

 

<1日目:デュッセルドルフからヴュルツブルクへ>

18:02 Duesseldorf Hbf(デュッセルドルフ中央駅)発

 ↓ ICEで3時間(約60ユーロ)

21:01 Wuerzburg Hbf(ヴュルツブルク中央駅)着

 

宿泊はHotel REGINA 

http://www.booking.com/Share-Gqdo0y

 

中央駅目の前なので迷うことなくたどり着けました。

そしてフロントのおじさんたちがとっても親切!

価格が安いので、設備や部屋の広さもそれなりですが、

必要十分条件は満たしてくれていたので◎。こだわりが強くない人にはおすすめ。

 

到着したのが夜だったのでお店は結構閉まっていましたが、

せっかくなので散策。

 

世界遺産のレジデンスを見に行ったり、繁華街を歩いてみたり。

こちらの地方名産のフランケンワインが飲めるバーなんかもあったので、立ち寄ってみるといいかもしれません。

 

 

<2日目:ローテンブルク〜フュッセン

8:41 Wuerzburg Hbf(ヴュルツブルク中央駅)発

 ↓ (RE 乗り換え1回)

9:50 Rothenburg ob der Tauber(ローテンブルク駅)着

 

この日はお祭りがあったようで、駅についてそうそうコスプレ集団が。

駅から観光地エリアまでは徒歩15分くらいありました。

ちなみにローテンブルクは中世の街並みが残っているだけあって石畳が半端じゃないので、ガラガラのスーツケースは勧めません。ローテンブルクに宿泊して荷物をおいて歩けるなら良いですが、それ以外はリュックで行くことをお勧めします。

ちなみにちなみに、このあたりから気候が違います。どれくらい違うかというと、ちょっと寒いというか結構寒くて、マウンテンパーカーを現地調達したくらい。

ユニクロのウルトラライトダウンだけでは耐えられず、アウター重ね着です。

 

 

ローテンブルクの城壁内は、まさに絵本の世界!!!

この旅で一番はしゃいだ場面かもしれません。街がとにかくかわいい。

階段がちょっとしんどいけど、市役所の塔に登ることをお勧めします。

最高の景色が待ってます。

私はガラガラのスーツケースを抱えて登りました。ええ登りました。

途中すれ違ったおじさんに「それ持って上がるの?無理だよ。ちょっと上までは行けても、てっぺんまでは無理だね。どこかに預けてきなよ。」と言われるも、駅以外でロッカーなんて見なかったし時間に余裕があるわけでもなかったので、意地で登ることを決意。小さいスーツケースだったので、なんとか抱えて上がれましたがしんどかった。笑

 

階段そのもののスペースがかなり狭いので、大柄な男の人は登りにくいかもしれません。

典型的な日本人体型でよかった。元ゆるっと体育会系でよかった。

 

 

そしてこの街にはテディベア専門店も2店舗くらいあって、シュタイフのローテンブルク限定ベアがいました。超絶可愛かった(けど、店員さんの目が怖くて写真は撮れませんでした)。

 

よくガイドブックで見るところ。ああかわいい。

 

 

シュネーバルというこの地方でよく見るおやつ、正直美味しくはなかったです。笑

クッキー生地のサーターアンダギー(洋風)という感じ。

あぶらがすごい、ボリュームがすごい。

人間の拳よりちょっと大きいくらいなので、1/8くらい食べたところで飽きました。

 

インスタ映えはするのではないかと思うのと、この地方でしか見ないので記念に一つ食べてみる価値はあると思います(あとは期待しないで食べてみたら意外においしいってこともありますしね。。。そうそう、ハードルを下げただけです。ディスってません)。

 

「ドイツもの知り紀行」http://amzn.asia/cuZcxv4

という本を読んで知ったのですが、聖ヤコブ教会にリーメンシュナイダーという著名な彫刻家の傑作「聖血の祭壇」があります。

芸術に疎い私でも、綺麗だなぁと見惚れる彫刻でした。

これは入って左手の階段を上がらないと見られないので、ご注意を。

 

 

その後、ロマンチック街道バスに乗車してアウグスブルク、ヴィース教会に立ち寄り、フュッセンに向かう、、、はずでした。

 

バス停で待てど暮らせど、バスがこない。

なぜだ。。。

 

もう30分は過ぎた頃、ネットでいろいろ調べてたら「バス停から数百メートル離れたところから出発した」ことがあることを知り、諦めて電車での移動に切り替えました。

 

しかしこの田舎町、ローテンブルクからフュッセンまで一本でいけるわけもなく、

鈍行列車を4回乗り継いでフュッセンへ。

途中、何もない本気の田舎町で1時間過ごすはめに。

とはいえ何かおもしろいとこあるでしょーと思って街を歩いてみるも、何もない。。。笑

結局駅のキオスクでただのウインナーとビールを。

しかし!!ただのウインナーとビールが美味しい。やはり天国。

 

そんなこんなで夜20時過ぎにフュッセンに到着。

いつもは山なんて見えないデュッセルドルフに住んでいるので、

山に囲まれたフュッセンの街が素敵すぎてハイジになった気分になりました。

 

すぐそこはスイス。。。いつか行きたいなぁ。

 

 

ホテルは値段で選んだらちょっと遠くて。。笑

オーナー夫婦はいい人でしたが、電球は切れてるわ大きい蜘蛛がいるわでちょっと、、、笑

駅付近のホテルを取ることをお勧めします。

駅周辺にはお店もたくさんあるし、フュッセンはゆっくりしてもいいかもしれません。

 

 

<3日目:ノイシュバンシュタイン城〜ウルム>

ぜひモデルコースにしていただきたいスケジュール!

ここは必見です。

 

まず、朝一のバスでフュッセンからホーエンシュバンガウへ。

8:05 Fuessen Hbf(駅をでて目の前の一番右手のバス停。トイレの向かい)発

 ↓ (バス:片道2.6 EURとかだった気がします)

8:13 Hohenschwangau(ホーエンシュバンガウという麓の町)着

 

バスを降りて少し坂を上がると、チケット売り場があります。

予約した人も、予約してない人もここでチケットを買う(受け取る)ようです。

私は予約してなかったのですが、この時間は全く並んでいませんでした。

この時、8:20。城内は見学ツアーでないと入れないのですが、英語のツアーで9:55のものが取れたようです。

チケットはいくつか種類がありますが、私はノイシュバンシュタイン城のみのもの(13ユーロ)を。

 

チケット売り場からさらに坂を登っていくと、

馬車とバス停があります。そして左手には坂道。

歩いて登る人も結構いましたが、ここはケチらずにバスか馬車を使うことを強くお勧めします。

 

バスなら往復でも5ユーロ前後でしたし、あっという間に城付近につきます。

たしか、バスはマリエン橋のすぐ近くに送り届けてくれるので、ガイドブックのあの景色もすぐに見ることができます。

 

私はどうやって城まで行ったかというと、馬車。

馬車に乗る機会もそうそうないし、中国人団体客がバス停にうじゃうじゃいたので(中国人が嫌なのではなく、中国人団体客のガヤガヤが苦手なのです)、ちょっとお高い8ユーロを払って馬車に乗りました。

陽気なおじさんの操縦する馬車での往路は、隣に座ったアメリカ人夫婦と、向かいに座ったカナダ人夫婦、そしてあとから乗ってきた日本人親子との楽しい会話が弾む、良い旅路となりました。

すっかり仲良くなって、そのあとのツアーも同じ時間帯だったので写真を一緒にとったりw

いい思い出になりました。馬車、おすすめ。

 

そして時間になり城内ツアーへ。写真禁止でしたが、他の城とはガラッと雰囲気の違う派手な色使いや、クラウンの形をしたシャンデリアがかわいくて。

あと、ノイシュバンシュタインとは、New Schwan castle という意味だそうです。城内ツアーの最後に、白鳥の像もありますのでお見逃しなく。

 

私の場合はこのあとにマリエン橋へ。ちょっと並んでましたが、10分程度で橋からの景色を楽しむことができました。

ガイドブック通りです。すごい景色なんだけど、もっとすごい写真をインスタ等で見てしまっていたので、感動はさほどでもなく。

とはいえ必見だと思います。

 

そしてバスで麓へ戻り、フュッセンへ戻るバス停へ歩いていると先ほどのカナダ人夫婦が声をかけてくれたので、とりあえずビール(つまみなし)。

その夫婦はもう孫もいるのですが、家族の話をしてくれたり、私のなんちゃない身の上話をしたり。

こういう出会い、好きです。

 

ガソリンを補充したところで、フュッセンへ戻り街をぶらぶら。

残念ながら日曜日のため、伝統衣装ディアンドルのお店もしまっていました。

素敵だなぁ、ディアンドル。萌える(古い)。

 

このあとは格安バス「Flix bus」でウルムへ移動。

16:55 Fuessen(といってもかなり中心部から20分くらい離れたところから出発)

 ↓ 7.99ユーロ

18:55 Ulm(ウルム:これも結構離れてて、電車で20分くらいで中央駅へ)

 

この日はウルム駅直結のInter City Hotelへ。

部屋は申し分なし。ただ一点、wifi工事中のため使えないってなにー!!!!

でも部屋は綺麗だし、ベッド広いし、お水サービスでついてたし、ビジネスユースにいいと思います。

 

ウルムはアインシュタインの生誕の地らしく、ところどころにアインシュタインがいるらしいです(私はスルーしてしまいました)。

何といっても、世界一の高さを誇るウルム教会があります。

迫力がありました。

 

街も綺麗だし、川沿いのお店もいい感じだし、ウルムも良い町でした。

フュッセンとは気候がまたガラッと変わって、ウルムからはアウターが不要になりました。半袖で十分。

 

この気温差にやられそうです。。。

 

 

<4日目:ウルム〜シュトットガルト〜デュッセルドルフ

完全に帰路です。

まずはFlix Busでウルムからシュトットガルトへ。

これもシュトットガルト中央駅付近ではなく、Stuttgart Northという数駅先の駅で降ろされますのでご注意を。

 

ちょっとだけ時間があったので、シュトットガルト市内を散策。

二度ほどきたことがあるのですが、こんなに人いたっけ?と思うほど祝日にもかかわらず人がいたので、混んでる方に歩いていくと、なんだか音楽フェス的なことやってました。

 

Stuttgart HbfからはまたDBでデュッセルドルフへ(65ユーロ)。

満席でした。子供が多かったので、州の祝日か何かが重なってたのかもしれません。

 

大きな遅れもなく、19時前にはデュッセルドルフ市内の自宅に到着。

よく歩いた旅でした。距離にして約35km、歩数でいうと約65,000歩。

 

 

ロマンチック街道バスへは、現在返金請求中です。笑

おそらく始点のフランクフルトから乗れば、そういうトラブルも防げるのではないかと思います。

いつかリベンジしたい、ロマンチック街道。

 

でも、中世のドイツを感じることのできる、良い旅でした。