ひよっこ日記 〜デュッセルドルフで修行中〜

デュッセルドルフ駐在生活の記録。

自国を誇りに思うこと

ドイツ人って、ドイツが好きだと思う。

 

ドイツ製品を愛し、ドイツ料理を愛し、ドイツ人を信頼する。

 

日本人と似てる。

 

 

でもこういう、自国を誇りに思う気持ちって、同時に他国を蔑んでることもある。

 

ポーランド人は泥棒扱い、

ゴーンさんが捕まると、「あの人はヨルダン出身でしょ。金に汚いからね、あの辺りの人は」と言う。

 

基本的に、東欧や中東の国々に何かしらのレッテルを貼りやすいみたい。

 

日本人が、「だから韓国人は」といったり、中国人を軽蔑するのと一緒だと思う。

 

もちろん、そう思わせてしまう出来事が過去にあったから仕方ない部分もあるし、事実でもある。

 

ただ、他国に尊敬の念を抱く、ということが、極端にできない気がする。

 

イギリス、アメリカ、フランス、日本。

特にこの辺りの国の人に多いと感じる。

 

自分の家族を愛しているからといって、隣の家族の悪口ばかり言うよりは、

隣近所も尊重したら平和になると思うけど、そんな簡単なことじゃないんだよね。

 

対個人ならどうにかなることも、

対集団になるとどうしてもイメージやレッテルが先行する。

 

そんなわたしも、「中国人」という団体が好きではないと思ってしまう偏見を持っていて。

中国人の友人は良い人ばかりなんだけど。

 

どうやったら、この偏見というかレッテルを剥がせるのかな。